開業の心構え

All plastic cart.
Creative Commons License photo credit: Polycart

ネットショップもお店の一つです。あくまでも、店舗の一つと捉え、よい商品を揃え、宣伝し、お客様を迎え、クロージングし、商品をお渡しなくてはなりません。また、お客様の満足度を高め、リピートを促すことも必要でしょう。

24時間受注できて、それも全国から受け付けられるという点では、通信販売の一形態と捉えるとわかりやすいかもしれません。ですが、ネットショップの場合は、商品力だけでなく、昨今はライブ感や人としての暖かみが求められています。商品力の点でも「比較される」時代ですから、情報弱者にニュアンスだけで売る事は今や非常に困難です。

不景気のおり、ネットショップに活路を見出そうという企業や個人商店も多く、似たようなショップも次々と現れています。また、競合はネットショップ同士だけでなく、同じネット上でもオークションも大きなライバルになります。企業の大小もさほどお客様には関係ありません。ネットショップを開業したあと、夜逃げするように、ショップを閉めたり、不誠実なことをすると、業界全体に迷惑をかけてしまいますので、社会的な責任もあると感じていただきたいところです。

そう考えると、実は世間で言う程、お気軽な世界ではないということがおわかりでしょう。とはいえ、事業の一つとして、しっかりとりかかった上、大きな成功を納めているショップもたくさんあります。

MakeShopに限ったことではありませんが、ネットショップを開業すること自体は、案外簡単にできるものです。特にMakeShopのようなASP(アプリケーションサービスプロバイダ)のサービスとなると、システム的な準備をしなくても、商品と商品データさえあれば、なんとかなっていまいます。

ただ、それなりに繁盛させたいと思うなら、相応の努力が必要になってきます。集客、流通、資金繰り、スタッフの面倒等、頭の痛い事が次々と起こって来るのは、普通の商売とまったく同じです。実店舗との違いは、不動産コストくらいかもしれません。また、ネットショップとしての性格上、ネット上の商売ルールや法律、ネットやホームページ・電子メールについての基礎知識も学ぶことも必要です。ぶっちゃけ、MakeShopが簡単とはいっても、「スーパーパソコン音痴」では話になりませんので、そんなときは、お近くのパソコン教室へ行って、基礎を学んでください。

お客様は「比較」をしますので、商材の魅力や価格、ネットショップの信頼度というのが勝敗を決めてしまいます。MakeShopを使おうと使わまいと、情報弱者向けの商売は、今や成り立ちませんので、「競争力があるか」「そもそも需要があるか」を常に考え、調査し、改善するようにしてください。ネット上にはマーケティングに役立つツールやサービスがたくさんありますので、それらに詳しくなり、使いこなすことがとても重要です(MakeShopで提供されるツールだけで満足していてはいけません)。

とにかく商品展開や日々のオペレーション(受注から発送まで)のスピードが速いことはネットショップでは常識です。サイドビジネス的にのんびりやるのはお薦めしません。やるなら、「力を入れまくる」覚悟が必要です。それも24時間戦うくらいの覚悟が必要な世界なのです。もちろん、メール・管理画面(売上げや問合せ等)も営業日は毎日チェックしてください。

▼少し小さめのマウス。レーザーマウスはマジで使い易い。ちょっと高いかな。

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